神楽坂女子倶楽部 コラム 『リトリート』

■第2回:温泉でリトリート! とっておきの楽しみ方


前回、「ワタシに還る『リトリート』は、実は、社会貢献につながる」というお話をさせていただきました。
▼前回のコラム↓


日常生活を離れた大自然の中で自分を取り戻す時間・リトリート。

「リトリート」と聞くと、「温泉!」と真っ先に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
気持ちのいい温泉にゆったりと浸かっていると、日ごろの悩みもすっかり忘れ、なんだか生まれ変わったような気にすらなりますね。
これぞ、まさに、リトリート。
温泉でのリトリートは、特に、「美容」と「健康」を取り戻したい方にオススメです。

■誰でも簡単に「美容」と「健康」が手に入る
温泉に行くと、「〇〇泉」「ph値」「浸透圧」など、いろんなことが書いてありますね。
もちろんそれを事前に調べて、目的に合った温泉に行くのも楽しいです。
でももし忙しければ、なにも考えずに行きたい温泉を選んでも大丈夫!
よほどお肌の弱い方や健康状態の悪い方以外は、なんらかの「よいこと」があります。


温泉の成分は温泉によりそれぞれ異なるのですが、「温泉」とは法律できちんと定義されており、ざっくりいうと、
「地中から採取された時の温度が25℃以上 または、指定成分のうちの1つ以上が指定量以上含まれているもの」
と定められています。
つまり、(あたたかい)水か、身体によい成分が入った水、しか「温泉」と呼んでもらえないのです。
そして、温泉に入るとその成分が経皮吸収によって体内に入ってくるわけですが、
「『高張性』『低張性』、どっちがいいの??」
などと迷ったりもします。

が、リトリートを目指す私達、深く考えるのはやめましょう。

『高張性』は「温泉の成分」が体に入やすく、『低張性』は「温泉の水分」が体に入りやすい、ということです。
もちろんせっかく温泉まで出かけてきたのであれば有効な温泉成分をたっぷり吸収したい!という気もします。
でもよく考えたら私達、普段から
「うるおうがほしい~!」
と一生懸命保湿していませんか???
低張性は温泉成分の吸収率はや低いかもしれませんが、その分うるおい(水分)はたっぷり補給できます。
つまり、高張性でも低張性でも、どちらでもメリットがある、といえそうです。
もちろん
「湯あたりしやすい方は低張性の方が長く入っていられる」
とか
「お肌がピリピリしやすい方はアルカリ性(pH7.0以上)の方がいい」
などはありますが、基本的にはお風呂に入ったときの「感覚」を大切にすれば、そんなに間違ったことにはならないのではないでしょうか。


ご自分の感覚、つまり「本能」を研ぎ澄まし、本能の声に耳を傾けることも、
「ワタシに還る『リトリート』」
の大切な要素の1つだと言えるかもしれません。
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■温泉でキレイになる!健康になる!
温泉成分について詳しく調べることができない方であっても「温泉は美容と健康にいい!」と言えるのは、やはり、
「あたたかいお湯」
の力が大きいです。
あたたかいお湯にゆったり使っていると、筋肉の緊張がほぐれて、リラックスします。

固くなった筋肉の緊張がほぐれてやわらかくなると、筋肉の間を通っている血管も「ドクン!ドクン!」と脈を打ちやすくなり、血行がよくなります。
血行が良くなる、ということは血液が体の隅々の細胞まで届けられている、ということで、
血液の中には食事をした栄養素が含まれているので、全身の細胞の隅々までしっかり届けられている、ということになります。


身体の細胞が元気であれば、健康になります。
お肌の細胞が元気であれば、美肌になります。
細胞が元気、ということはもちろん女性ホルモンを分泌する卵巣も元気、とうことなので、美容と健康の素・女性ホルモンの分泌もスムーズになり、ますますパワーアップ!
つまり、どんな温泉に入っても、血流さえよくなれば、美容と健康は叶えられる!というわけです。


温泉に入って、新鮮で栄養価の高いおいしい地のものに舌鼓を打てば、細胞によい栄養分をたっぷり与えることができるので一石二鳥ですね。
そうしてあなたが健康で美しくなって日常生活に戻ってくれば、あなたの周りの人にもよい影響を与えることができ、みんながHAPPYになることでしょう。
なんて嬉しい循環でしょう!


■温泉。 とっておきの楽しみ方
新鮮で栄養価の高いものを食べて、ゆったり温泉につかって血流をよくして、お肌や体の細胞にしっかり栄養を届ける温泉リトリート。
「おいしいものを食べてお風呂に入るだけなら、近所の銭湯でも・・・」と思うかもしれませんが、実はもう1つ、注目したいことがあります。

それが、ストレス
「ストレスはよくない」
というのはみなさんよくご存じだと思いますが、なぜよくないのか、ご存知でしょうか?
よくない理由はたくさんあるのですが、「血流」という観点から見てみましょう。

「緊張して、ガチガチで、身体が思うように動かない~!」
という経験を、あなたも一度や二度はしたことがあることでしょう。
緊張は、ストレスの一種です。
強いストレスがかかると、筋肉が硬直し、動けなくなります。
せっかく温泉に来て血流をよくして、細胞に栄養をたっぷり与えて、、、と思うのであれば、
できれば不要なストレスは手放したいもの。
そのためにも、「旅の解放感」でストレスを手放すのも大切な要素の1つといえるでしょう。
そしてできれば、人混みも避けて、なるべくのんびり、あなたの好きなペースで動ける場所を選んでいただきたいもの。
つまり、狙いたいのは


「小旅行で行ける、空いている温泉」。


せっかくの温泉リトリートも、温泉が入浴客でギュウギュウでは興ざめです。
温泉にたどり着くまでの道中も、渋滞に悩まされ、なにをするにも待たされ、、、では、ぐったりです。
そのために、できれば「空いている温泉」を狙いたい。
しかも、「行きやすい温泉」を狙いたい。
そんなわがまま、叶うのかしら・・・?

はい、実はこれが、叶います。
まず「空いている温泉」ですが、年中常に空いている温泉でなくても構いません。
「ワタシ」が行くときだけ、空いていてくれればよいのです。
つまり、「オフシーズンを狙う」


たとえばjolveが高級ホテルSPAを展開している和歌山県の白浜は、有馬温泉・道後温泉とならぶ日本書紀にもでてきた日本三古湯の1つなのですが、美しいビーチがあるので、夏は尋常でない混み方をします。
白浜の年間観光客数は箱根の1/5以下(約17%・2016年実績)なのですが、それでもものすごいです。
青い海・白い砂浜が美しい、「日本のハワイ」とも称される土地なのですが(実際にハワイを舞台としたドラマが白浜で撮影されたこともあるそうです!)、夏、特にお盆の時期は、その美しい砂浜の白色がまったく見えないほど、ビーチは人で埋まります。
道も大渋滞で、どこに行くにも通常の何倍もの時間をみておかないと大変です。
町はよくいえば大変活気があるのですが、とても大人がしっとり自分と向かいあう「リトリート」に向いているとは言えません。


ところが。


9月に入った途端、ピタッと、まるでそれまでの喧騒がウソのように静かになるのです。
天候は昨日までとほとんど変わらず、真っ青な空に、青い海・白い砂浜、というまるで絵葉書のような素晴らしい光景のままなのですが、人の姿はまばらになり、とてものびのび過ごせます。
ここからが、大人の季節です!


美しい風景を眺めながらのんびりソフトクリームを食べてみたり、
露天風呂につかりながら海をぼーっと眺めてみたり、
その土地を知り尽くしたシェフによる地産地消のお料理をいただいてみたり。


もちろんエステだってのんびり受けられます。
ご希望の時間に予約を取りやすいですし、
ゆったり温泉に入った肌は美容成分の吸収率も高まり、エステ効果も存分に得ることができます。

町も、ホテルもとてもゆったりと過ごすことができるので、なんだかそれだけでも十分得した気分になるのですが、オフシーズンになるので、実はお値段がぐっと下がることも少なくありません。
そうすれば、1ランク上のお部屋に泊まってみたり、1ランク上のエステを受けてみたり。
心ゆくまで存分に堪能できます。
そんな過ごし方の方が満足度も高いのではないでしょうか。

「でも和歌山県、遠いでしょ?」
と思いがちなのですが、実はなんと、羽田から南紀白浜空港まで約65分。
空港から温泉地までも車で約10分なので、2時間もかからずに到着できてしまうんです。
びっくりですよね!!


「朝少し東京で仕事して、そこから飛行機で昼前に白浜に着いて、ランチを食べた後はさくっと観光して、あとはホテルでのんびりしてて、温泉入ってSPAに来たんです。明日は朝一の飛行機で戻って、昼から(東京で)お仕事です」
という、関東のキレイな女性が一人でふらっとお越しになることが時々あります。
とても、カッコイイです。
これぞまさに、リトリート!

こんな時間の使い方をできる方だからこんなにキレイなんだなー、と惚れ惚れしながら拝見しています。
こんな素敵な女性なら、周りの方々もきっと一緒にいてHAPPYで、きっといい関係が築けていることでしょう。
そんな素敵な時間の使い方ができる女性になりたいものですね。


温泉リトリート。
あなたも「お気に入り」を見つけて、素敵な女性になってみませんか?


さて次回は「山でリトリート!」
大自然のα波を存分に浴びるリトリートへとご案内いたします。
どうぞお楽しみに!


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