■第3回:山でリトリート! あなたにとって「本当に大切なもの」とは?

2018/04/12


「ワタシに還る『リトリート』」というテーマでお届けさせていただいている全4回コラム。


▼第1回:↓

https://www.jolve.jp/hpgen/HPB/entries/38.html


▼第2回:↓

https://www.jolve.jp/hpgen/HPB/entries/41.html


3回目の今回は、あなたにとって「本当に大切なものとは?」を見つめ直すリトリート。


毎日あわただしく物事が過ぎていき、

いろんな人や媒体からあふれるほどの情報が押し寄せてくる日々。


そんな中にいるとときどき、自分を見失いそうになりませんか?

ワタシが本当に大切にしたいものって、なんだっけ?


そんな迷宮入りしそうなときには、山でのリトリートが特にオススメかもしれません。


本当に大切なものは、

「なにをしてくれるか(DO)」ではなく

「そこに存在すること(be)に価値がある」。


そんなことを思い出させてくれるのが山のリトリートです。

オススメスポットと一緒にご案内させていただきましょう。


■「ただそこにある」ことの価値


大自然の中に身をおくことは、とても気持ちがいいものです。

たとえば山に出かけてマイナスイオンたっぷりの空気を吸い込むと、すがすがしい気持ちになります。

ピチピチと鳴く小鳥たちのさえずりはとてもかわいらしく、それだけで癒されます。

そんな大自然の中でお茶を飲めば、なぜか、普段のお家で飲むお茶よりおいしく感じるものです。

不思議ですよね。

ただこれだけのことなのに、なぜだかとっても幸せな気分にひたれます。


そして山には春夏秋冬があります。

雪に覆われた冬を越えると新緑の春を迎え、

エネルギーに満ち溢れた緑をたくさんつける夏を迎えたかと思うと

色とりどりの美しい葉をまとう秋を迎え、

そしてまた冬が来る。

変化のある日々は見ていて飽きることがなく、その移り変わりを心にとどめておきたくなります。


でもこれ、よく考えたら、大自然はあなたになにもしていないんです。

ただ、そこに、あるだけ。


あなたがいてもいなくても大自然の営みは変わらないですし、

もっというと人間が誕生するずっと前から、大自然の営みは変わりません。

誰かが見ていても、見ていなくても、ただそこにあり、

黙々と何億年もこの時間を繰り返しています。

なんと、雄大なことでしょう。

「暮らしやすいから」「都会の方が仕事があるから」

さまざまな理由で私たちは都会を目指しがちですが、それでもときどき大自然に帰りたくなるのは、この大自然の偉大な存在に本能的に、心を奪われているからではないでしょうか。


本当に大切なものは、

「なにをしてくれるか(DO)」ではなく

「そこに存在すること(be)に価値がある」。

山の木々の悠然としたさまを見ていると、

そんな言葉を思い出します。


そう考えたときに、ふと、自分を振り返ってみて。

ワタシは「そこに存在すること(be)」に価値を置いた判断ができているだろうか?

「なにをしてくれるか(DO)」に重きをおいた判断ばかりしてしまっていないだろうか?


家族、友人、同僚、身の回りの物もの、、、

「ただただ、これが好き」という本能的な理由で選択できているでしょうか?

存在(be)のありがたみをないがしろにして、「〇〇してくれない!」と行動(DO)だけに注目してしまっていないでしょうか?


そんな、自分の日常をじっくりと振りかえることができるのが

山でのリトリートのよさと言えるかもしれません。


■オススメスポット

さぁ、久しぶりに山に行きたくなりましたか?()


でも、山って、「ちょっと不便」なイメージがあるのではないでしょうか?

「車がないと行きづらいなー」とか。


でも実は、おっても便利な方法があるんです。

その立役者が、高速バス。


たとえば、新宿バスタからは1日約800本のバスが出ています。


その中には、安曇野、白馬、館山、善行寺、高山、箱根、尾道、、、など、たくさんの山間部行きのバスがあります。
ちょっと行きづらい、と思うこれらの土地が、実は、新宿から1本で行けるなんて、すごいですよね。

新宿でバスに乗り、次に降り立った場所は、もう、山の中、です。


意外に行きやすくなった山間部ですが、

中でも私が山リトリートにオススメしたいのは、「山中湖」です。


富士山のふもとの、山中湖。

ご存知でしょうか?


富士山の麓には、「富士五湖」があります。

湖が5つあるのですが。その中で一番大きな湖が山中湖です。

そして、富士山に一番近い湖も山中湖です。

標高1000mのその土地は、日本一のパワースポット・富士山に一番近いというだけでも十分魅力的なのですが、それ以上にリトリートにオススメする理由があります。

それは、「観光客が少ない」。


山中湖は河口湖よりも大きいのですが、観光客数は河口湖の約1/6です。

そのため、観光施設もあまり多くありません。

「なにもないわけではないけれど、あまりない」

これが、大人のリトリートにはオススメです。


時間に追われながら観光地を巡る旅も楽しいですが、

一人で自分と向き合うリトリートは、もう少し静かな場所で過ごしたいもの。

そんな時に、「なにもないわけではないけれど、あまりない」山中湖は

「ちょっとおでかけしてもいい。ぼ~っとたたずんでいてもいい。」

という、ゆるかやな自由に包まれた、やさしい空間を創り出してくれます。


もちろん、温泉もありますし、湖もあります。

日中は湖畔のカフェでぼ~っとたたずみ、

夕方から温泉にのんびりはいって、まったりし、

夜は星空の包まれ、未来に思いを馳せる。


そんな時間を持つことができれば、久しぶりに自分にフォーカスして、「わたしにとって本当に大切なことって、なんだっけ?」と自分を取り戻すことができるのではないでしょうか。


そんな山中湖はなんと、新宿から高速バスで2時間で着きます。

横浜からも高速バスで2時間で着きます。

片道2時間。 

できれば1泊していただきたい山リトリートですが、日帰りもできる距離ですね。


ふらっと気が向いた休日にカバン1つでバスに乗り込み、富士山のパワーを全身に浴びるリトリート。

なんだか、幸福が舞い降りそうですね。


春の花々が楽しい季節になりました。

これからは新緑、木陰が恋しい夏、と山リトリートにピッタリの季節です。

今年は山リトリートに挑戦してみませんか?


「いつもと少しだけ違う一歩」。

それがあなたらしさを取り戻し、幸せへの扉を開いてくれるかもしれません。


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